ジュエリー業界の共通言語として表現するカラーは、“ホワイト系”、“クリーム系”、“ゴールド系”、“グレー系”そして
“ブルー系”といった第一印象の色合いに関しても多種類にわたります。
実際には、貝のたんぱく質の色素が真珠層に反映される“実体色(ベースとなる色)”に”干渉色(グリーン・ピンク)”
更には“有機質”これらの要素が複雑に関連しあって細やかな色彩を形成。
真珠の色彩に関しての表現は、ダイヤモンドの様に明確な統一の色基準は存在していないのです。
したがって真珠をご覧になる全ての方々により表現方法は千差万別。
何よりも大切なことは、ご自身の好みであり素肌や印象を含めて、しっくりと馴染む色彩を見つけてゆくことと
考えております。
世代を超えて受け継がれることも多い真珠のネックレス。
長くご愛用し続けるためには、やはり適切にメンテナンスを施すことは大切です。頻繁にご使用いただいていなくても
真珠を連ねている糸は水分等を吸収し、緩んだり弱くなったりしている可能性は大いにあります。
クラスプ(留金具)の片側を持ちネックレスを下げた際、真珠と真珠の間に糸が見えるようであれば、ご使用を控えて
なるべく早めに糸のお取り替えをおすすめいたします。
久しぶりに身に着けてみると、思いがけず糸が切れて真珠を紛失してしまったということを防ぐためにも、定期的な
メンテナンスを心がけましょう。
※既にご使用日が決まっている場合は、早めにお修理のご依頼をお願いいたします。
特に春先などは卒業式や入学式があり、混みあう可能性もございます。くれぐれもご注意くださいませ。
お取り扱いには十分に気をつけるよう心がけ、責任をもって丁寧に仕立て上げます。
宇和島市は、愛媛県の南部(南予地方)に位置する都市。
南予地方の中心都市となり、宇和島城を中心に発展した旧城下町でもあります。
黒潮の影響を受けているため気候は温暖な太平洋側気候、リアス式海岸を生かして養殖水産業が発達する土地であり
日本有数のあこや真珠の産地として知られるまでに至りました。
稚貝が母貝に育つまで何度も手入れをし、育った貝に更にひとつひとつ核を入れ、その核があこや貝の外套膜から
分泌された真珠質で何百層にも包まれ、数年をかけて美しい乳白色の真珠、人々に<月のしずく>と称賛される
一粒へと成長します。