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マイクロパーマネント加工とは

真珠科学研究所が、真珠の耐久性を向上させる目的で開発した加工です。
真珠層の構造はレンガの壁のようなイメージで、ビッシリ隙間なく埋まっているわけではなく、空洞になった部分もあります。真珠を保管している状態での、温度、湿度変化によって、この真珠層の中の空洞が、膨張収縮を繰り返し、空洞の周辺の真珠層に割れを発生させる原因となります。マイクロパーマネントは、空洞を埋めてしまう加工です。

Micro Permanent

繊細な宝石の真珠の耐久性を向上させる「マイクロパーマネント」

マイクロパーマネントの効果
①真珠内部の微小な隙間を化学物質で充填し経時による内部から発生する品質の低下を防ぐとともに、てり・透明感が向上します。

②真珠のたんぱく質が強化され、真珠層に耐久性がでると同時に黄ばみを遅らせます。

③真珠内部の有機物等を乾燥に耐える状態に固定化し、有機物を含んでいる黒蝶真珠やナチュラルブルー系真珠の褪色を防ぎます。

マイクロパーマネントとは『内部から発生する品質の低下を 防ぐこと』です

○真珠内部から発生する品質低下とは
・ブルー系の色調の褪色:内部の異物が乾燥・収縮することで起こります
・ホワイト系真珠の黄ばみ:タンパク質が変化することで起こります
・白濁や割れ:内部にある微小な隙間から起こります

○対処方法として
・褪色・黄ばみの原因となる異物やタンパク質の変化を防いだり白濁や割れの原因となる微小な隙間を化学物質で充填することでその発生を防ぎます。

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